冷え性が原因の肩こりにはお灸がオススメ

夏の間はエアコンによる冷え、さらに季節が冬へを移行すると外気温による冷えなど私たちの体は常に外的要因にさらされていると言えます。

そのため厚着をしたりといろいろな方法で体温を維持しようと努力をするのですが、なかなか外気温との差に体温調整が乱されてしまい、体の芯まで冷えてしまうケースがあります。

体が冷えてしまうと、肩こりをはじめとする頭痛や倦怠感など、内臓機能の低下によりさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

それ以外にも胃腸機能の乱れから消化吸収が十分に機能せず、血行不良や疲労回復のための栄養不足となってしまうといいます。

体の芯から冷えが起こってしまうと常に体が緊張状態になりますので、知らず知らずに肩をしぼめるようなしぐさをとってしまい、前屈姿勢となりますので、首や背中に必要以上に負担をかけてしまいます。

そのような場合は、お灸を上手に活用して体の芯から温めるように心がけましょう。

一般的な頭痛にはお灸の効果は弱いのですが、冷えからくる頭痛改善には、非常に効果が高い事が分かっています。

その他にもお灸をすると副腎皮質ホルモンの分泌が活発になりますので、低血圧ぎみの方の肩こりにも適しています。

お灸の跡が残ってしまうのが気になるという方は、無痕灸というものもありますので、自分の体質に合わせたものを選ぶようにしましょう。

本来鍼灸院などで専門医による施術を受けたほうが良いのですが、最近では手軽にお灸ができるようにと薬局などで購入できるタイプのお灸もあります。

市販されているものは、切りもぐさと散りもぐさと言われているもので、大きさもさまざまです。

例えば有跡灸などを利用する場合は、親指と人差指で摘める程度の量、米粒大程度の量を肩にあるツボにおきます。

その場合、円すい状にのせるようにし、お線香を回しながらもぐさに火をつけてください。

首の付け根あたりにある骨と肩峰の間ほどにあるツボは、肩井(けんせい)と呼ばれており首や肩のコリを改善できます。

その他にも左右の肩甲骨上骨のすぐ下の部分の肩甲棘の縁にある曲垣(きょくえん)、さらにはうでのすぐ横、うでを上げるとできる肩先のくぼみにある肩ぐう(けんぐう)も肩こりに効果のあるツボとなります。

お灸を行っている間は、全身の力を抜いてリラックスすることも出来ますので、全身の緊張をほぐせることで首や肩のコリを解消できると思います。