伊丹市のかふう鍼灸支笏院から
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週末気心の知れた友人との飲み会や職場の接待等、お酒をたっぷりと飲んでしまう機会は沢山あると思います。
飲んでいるときはすごく楽しいのですが、翌朝のあの二日酔いはすごくつらいものですよね。
仕事が休みの場合等は1日中ダラダラと寝て、回復を待つこともできますが、仕事等の場合は、二日酔いの辛い身体を引きずって出勤をしなければいけません。
お酒を飲んだ後、私たちの身体の特に肝臓はフル活動をして、できるだけ早くアルコールを分解しようと最善を尽くしています。
アルコールはアセトアルデヒドという物質に分解され、その後酢酸となってガスと水に分解されます。
アセトアルデヒドという物質こそが、二日酔いの原因といわれているもので、毒性が強く、その為吐気や頭痛といった症状を引き起こすのです。
あまりにも酷く飲み過ぎた場合には、肝臓では処理しきれず、アセトアルデヒドの分解にかなりの時間がかかってしまいますので、より二日酔いの回復に時間がかかる場合があるのです。
肝臓の機能を高め、できるだけ早く二日酔いを改善できるツボを指圧して、毒性の強い物質を早く分解出来るようにしましょう。
肝臓の機能を高めるツボ太衝(たいしょう)は、足の親指と、人差し指の間にあり、押すととても痛みを感じる部分があります。
そのツボを足首に向かってグイグイっと押していくように10秒程度の3セット程指圧しましょう。
さらには吐気が強い場合には、吐気を抑える巨闕(こけつ)を刺激しましょう。
巨闕(こけつ)は、みぞおちの上にある骨から指3本程度したあたりにあります。
手のひらでゆっくりと圧力をかけるようにマッサージを行いましょう。
その他にもあまたのてっぺんあたり、左右の耳からのラインでちょうど交わる部分に百会というツボがありますので、その部分を5秒程、親指を使って刺激を与えるようにしましょう。
しかし二日酔いの辛い症状になると分かっているのであれば、飲み過ぎないようにするのも一つの方法ですよね。