伊丹市のHana整体です。
ストレッチのやり方や効果などストレッチを詳しく説明していきます。
正しいストレッチのやり方
ストレッチで筋肉を傷めたことはないでしょうか?
よく筋肉を痛めてしまったと患者さんとお話をしたことがあります。
ストレッチのポイントと注意
実際にストレッチを行う前に、正しく行えるポイントを知っておきましょう。
思わむケガにもつながるので注意点は必ず守るようにしてください。
- 息を吐きながら行いましょう
- 伸ばす筋肉を必ず意識しましょう
- 無理に反動をつけない
- 筋肉に痛みを感じたら決して無理はしない
- できれば継続して毎日行いましょう
1.ストレッチをする時は、必ず腹式呼吸を行い、筋肉をさらに筋肉を伸ばす時は息を吐くことをより意識してください。
ゆっくり呼吸することで副交感神経が優位になり、体がリラックスした状態でストレッチが出来ます。
2.ストレッチを行う時は、伸ばす筋肉の伸びをしっかり意識して正しく筋肉を伸ばせます。
逆に筋肉を意識することで筋肉に力が入り、硬くなる場合もありますが、しっかり息を吹きながら必ずリラックスして行いましょう。
3.勢いや反動をつけてストレッチをしても、筋肉が伸ばされて傷めてしまう可能性があります。
関節も痛めてしまう可能性があるのでゆっくり行いましょう。
4.最近では、ヨガがとても流行しています。ストレッチをして痛みを我慢して無理してのばしてもいいことはありません。
無理やり伸ばすことで筋肉がきれてしまうこともあります。
長期の休養により筋肉は元の状態より硬くなってしまう可能性すらあります。
痛みを感じたら一旦中止しましょう。
5.継続することがとても大切です。身体の変化は出るのは、1回で柔らかくはなりません。毎日こまめに行ったほうが効果が期待できます。
ストレッチの効果
現代人の多くが悩む腰痛です。
ストレッチすることで骨盤のゆがみを正常に戻すことで多くの腰痛を改善することが出来ます。
腰痛改善
知っていました?
腰痛の原因の8割は「心因的要因」といわれています。
現代では、ストレスなどが大きく関わっていると言われていますが、結局は原因不明なんです。
しかし、同じ姿勢でいることの多い仕事では骨盤が歪みがち。
骨盤のゆがみが原因の一つではないかと考えられます。
骨盤が前傾、後傾していると、その分骨盤と背骨をつなぐ腰椎に負担がかかって腰痛を引き起こしたりします。
背骨と骨盤をつなぐ脊柱起立筋が強くねじれて骨盤と肩が平行でないため起こる腰痛もあります。
骨盤前傾タイプ
骨盤が前に傾くのを前傾といいます。
前傾の原因のひとつにもなっている筋肉があります。
それは、腸腰筋と大腿直筋を伸ばしてあげて、筋肉をしなやかにしてあげることが大切です。
筋肉が硬くなることで筋肉自体が収縮し、骨盤を前に引っ張たままの状態なので、その引っ張る力を減らせばよいのです。
骨盤後傾タイプ
前傾とは逆に骨盤が後ろに傾いています。
骨盤を後ろに引っ張っている筋肉を伸ばしてあげることが大切です。
長時間の猫背でのデスクワークの姿勢の悪さ、筋肉の衰えも関係していきます。
後傾の原因のひとつ、お尻の大殿筋、太ももの裏のハムストリングスを伸ばしていきましょう。
疲労を回復
筋肉は伸びたり縮んだりすることで関節を動かし、姿勢を維持しています。
長時間同じ姿勢でいたりすると筋肉が硬くなります。
硬くなることで動きが悪くなってしまいます。
その結果、血管やリンパ管が圧迫され、血液の流れが悪くなったり、疲労物質が滞ってしまいます。
血液の循環が悪くなることで、酸素や栄養を末端まで行き渡りにくくなり、ますます悪循環に陥ってしまいます。
ストレッチで筋肉を伸ばしたりすることで、静脈やリンパ管の流れをよくし、疲労物質をしっかり流して、栄養分もしっかり行き渡るようになるのです。
その結果、疲労改善となります。
動脈硬化を予防
動脈硬化は、動脈が硬くなる病気です。
筋肉と同時に血管を伸ばすストレッチには、血管をしなやかにする働きもあります。
筋肉同様、加齢や運動不足などで血管も硬くなりがちですが、さらに硬くなった血管はもろく破れやすくもなります。
ストレッチで血管をしなやかに、丈夫にし、血流の流れをよくすることで動脈硬化の予防につながります。
ストレッチQ&A
ストレッチはいつ行うのがいいのですか?
ストレッチは、お風呂上りがいいです。
お風呂を入ることで筋肉の温度が上昇していた方がよいでしょう
筋肉が温まることで筋肉や腱などの伸縮性が高まるからです。
ストレッチをする時は、必ずリラックスした状態が最適といえます。
やってはいけないときってあるの?
お酒を飲んでストレッチは禁止です。
ぎっくり腰や足を捻挫した時は、絶対に行わないでください。
食事の直後も消化に影響が出る場合もあるので避けましょう。
ストレッチは痛いぐらいがいいのですか?
筋肉が伸びているなと感じる程度で大丈夫です。
よく痛いぐらいしていて筋肉を傷める人もいます。
無理せずおこないましょう。
何回したらいいのですか?
これはほとんどの人が言われます。
15から30秒キープ×2セットでいいのではないでしょうか。
必ず継続することが大切です。