ぎっくり腰の治し方で温める
ぎっくり腰の治し方で大切なのが、患部を冷やすのか温めるのかという点です。
まずは患部を冷やして炎症の広がりを抑えましょう。
3日後くらいには炎症もある程度おさまっているため、この時期あたりから患部を温めるようにするといいんです。
なぜ3日後くらいには、患部を温めるのがいいのでしょうか?
ぎっくり腰で患部を温める理由
ぎっくり腰になると、通常のように日常生活で軽快に動くことはできなくなります。
少しずつ動けるようになったとしても、なるべく痛みが出ないようにして動いたりするため腰周辺の筋肉が固くなってしまうのです。
初期は患部を冷やす必要があるのですが、この冷やす行為も筋肉の固まりやこわばりの原因になります。
とはいっても、まずは炎症をおさえないといけないので冷やす行為は必要になってきます。
また、痛みが出ないように動いて筋肉が固まってしまうのもしょうがいないことです。
そこで、登場するのが「温める」という行為なんです。温めることで、血行がよくなり疲労軽減の効果や治そうという自然治癒力が高まります。
自宅でできる方法
ぎっくり腰になった時の自宅で簡単にできる3つのやり方を紹介します。
ぎっくり腰を起こした直後は温めないないで3日後くらいで行ってください。
入浴
お風呂で温めるのは効果的です。体の芯から温めたほうが効果は高いので、少しぬるめの38~40度程度のお湯に、20~30分程度浸かるといいでしょう。
あまり長い時間入りすぎるのはオススメしません。
腰に炎症がある場合は、シャワーです。
カイロ、温湿布、蒸しタオル
入浴をしていないときでも腰を簡単に温めることができるのがカイロ、温湿布、蒸しタオルです。蒸しタオルは簡単に準備することができます。
すぐに冷えてしまいます。そのため、カイロや温湿布を使った方が持続時間も長いのでいいです。
カイロも患部にそのまま当てると低温ヤケドを起こしてしまうので服の上から当てるようにしてください。
腹巻をする
人によってはちょっと敬遠されるかもしれませんが、腹巻をするのもいいでしょう。
また、コルセットやサポーターでも腰周辺を保温する効果があるのでおすすめです。
ただし、コルセットやサポーターは腰の痛みが軽減されるという効果もあります。
長い間使ってしまうと腰周辺の筋肉が衰えてしまい結果的に腰痛になりやすい体になってしまうので注意が必要です。
まとめ
ぎっくり腰の治し方としては、初期は冷やす。3日間程して炎症が無くなれば温めていきます。
温めるには、入浴、カイロ、蒸しタオル、腹巻などいろいろな方法があり、どれも手軽にできます。
少しでも早く日常生活に戻れるようにしていきましょう。
もし、症状が改善しない場合は整形外科など受診されることをおススメします。
整形外科では、レントゲンを撮る